幼稚園をお受験してみる

最近では少子化により、結構一人っ子の家庭も良く見られます。その様な家庭では、兄弟が居なくて寂しいと言いますが、一人っ子は生まれながらにひとりの環境で育って行く為、案外親の心子知らずで、その子の置かれた環境で十分順応している様にも感じます。兄弟がいない分、愛情を掛けて育てることが出来ますし、お金をかけて良質な教育を与える事だって可能です。実は一人っ子家庭こそ、幼稚園のお受験を考えてみてもいいのではないかなと提案して見ます。それこそ2人、3人と兄弟が言えば、教育費もそれなりに嵩みます。年子だったり男の兄弟だったりすると、大学進学を見据えるとかなりの額を一気に捻出しなければなりませんが、一人っ子だと比較的余裕を持って対処出来ます。それなら、いっそのこと早いうちから有名大学付属の門を叩いてみるのも良いのではないでしょうか。

幼稚園の内に受験を済ませる

物心ついたばかりの幼少時の内から有名大学付属の幼稚園にお受験させておけば、わずか一度だけのお受験で、後は大きな受験という難関を通らず、ゆっくり敷かれたレールを進んでいくだけで、ほぼ間違いのない人生を歩む可能性が大きいとなると、受験させてみるべきかと考えが過るかも知れません。もちろん人生何があるか分かりませんから、入園後、ぬるま湯に浸かって人間的に大成しなかったとか、進級テストに受からず退学になったとか、道を踏み外す可能性だって否めませんし、幼稚園から大学まで私学に通わせるとなると、学費もそれなりにかかって来る為、ずっと支払続けることが可能なのか等の、経済的にも色々大変な面もある等、問題もなきにしも非ずです。ですが、やってみる価値は十分あるのではないでしょうか。そこにはもちろん子供の学力がそれなりにあるかが大前提です。

幼稚園受験の内容について

幼稚園のお受験なんて、一体どんなことを勉強すればよいのでしょうか。早期教育については賛否両論色々ありますが、英語や絵合わせ、数合わせなどなら、幼稚園受験を対象とした3歳位でもマスター出来ているのでしょうか。まだ人間としてやっと言語が身について、たどたどしい言葉で自分の意志を伝える事がやっとの子供達が受験をするとなると、親のエゴの様な気もしますが、やっぱり親としてはこの時期のちょっとの努力で人生の勝ち組になれるのであれば、努力は惜しまないと言うのが本音の部分でしょうし、全くその気持ちに賛同できない訳でもありませんから、第三者からしたら少し複雑な気持ちです。でもアシストする側の親の思想や、理念、社会的ステイタスなど、下世話ですが、子供の実力以前の後ろ盾も必要になってくるのでしょう。早生まれの子供は、幼稚園のお受験は不利の様な気もしますね。